消防設備士

Lesson.1 消防設備士とは?初心者にもわかる基礎解説

🔥 Lesson1:消防設備士とは?初心者にもわかる基礎解説(やさぐれVer.)

最近、副業とか資格の話になると「消防設備士」って単語をよく聞く。
どうやら“スキルを活かして稼げる副業ランキング”で1位になったらしい。
──けどな、資格の名前だけ聞いて「楽して稼げそう」とか思ってるなら甘い。


📖 目次 ▼

  • 消防設備士とは?
  • 区分と業務範囲(特類・甲種・乙種)
  • 各「類」のざっくり整理
  • 合格率と難易度
  • 独学の最短ルート
  • 取るメリット(リアル目線)
  • 向いてる人の特徴
  • まとめと次回(Lesson2)予告

🧯 消防設備士とは?

ざっくり言うと、火事のときに人と建物を守るための設備をいじれる資格だ。
火災報知器、スプリンクラー、消火器、避難はしご──そういうやつ全部。
これを設置したり点検したりするのが消防設備士の仕事。

資格がないと法律的に触っちゃダメだから、建設・防災・ビル管理系の会社では**“持ってて当たり前”レベル。
ただし、
「安全を守る」って聞こえはいいけど、実際は地味で泥臭い**。
スーツじゃなくてツナギで、汗と油とホコリの毎日。
でもな、そういう現場の汗臭さの中にこそ“本物の仕事”があると思う。


🧱 区分と業務範囲(特類・甲種・乙種)

消防設備士は「特類」「甲種」「乙種」に分かれてる。
カンタンに言うと──

区分できること主な設備
特類特殊な消火設備を設計・施工・点検泡・ガス・粉末とか全部盛り
甲種設計・施工・整備・点検が全部OK1〜5類(スプリンクラー・泡など)
乙種点検と整備だけ1〜7類(施工はNG)

オレは甲種1類持ち。
スプリンクラーや泡消火系をメインで扱う分野で、現場でも「これ持ってる?」ってよく聞かれる。
消防設備の世界で最初に取るならここからって感じの定番資格だな。


🧩 各「類」のざっくり整理

類別対象設備現場での主な仕事
第1類スプリンクラー・消火栓水系の王道
第2類泡消火設備油火災とかの特殊案件
第3類ガス系消火電気室・サーバールーム
第4類自動火災報知・非常警報オフィスや学校の“ピンポン鳴るやつ”
第5類避難設備はしご・誘導灯など
第6類消火器家庭から工場まで幅広い
第7類漏電火災警報器電気系の見守り役

🎯 合格率と難易度

国家資格の中では“中の上”くらい。
現場経験があればスッと理解できるけど、未経験だと最初はチンプンカンプン。

類別甲種合格率乙種合格率
第1類36.2%38.7%
第2類34.1%40.9%
第3類32.5%36.7%
第4類35.5%39.3%
第5類33.9%38.1%
第6類44.8%
第7類42.6%
特類29.5%

まぁ、3〜4割受かるってことは、7割は落ちる
でも焦る必要はない。**“繰り返しと慣れ”**がすべて。
オレも最初は法令の数字に吐きそうになったけど、何回も回してたら自然と覚えた。


📚 独学の最短ルート

  • まず全体像を30分でざっくり掴む
  • 法令から攻める(点取りやすい)
  • 過去問で反復(似た問題ばかり出る)
  • 実技は“書く練習”より“描く練習”

おすすめ教材はこれ:

  • 『いちばんわかりやすい!消防設備士1類〈甲種・乙種〉合格テキスト』
  • 『消防設備士第1類 令和7年 上下巻(オーム社)』

通勤中に1テーマ解くだけでも積み上がる。
オレも缶コーヒー片手にぼーっと眺めてたら、いつの間にか受かってた。


👷‍♂️ 取るメリット(リアル目線)

  • 資格手当がつく
  • 転職で即戦力扱い
  • 現場で“お前できるな”ってなる
  • 名刺の肩書きがちょっと強くなる

資格はゴールじゃなくてスタート。
持ってるだけじゃ意味がないけど、持ってないと話にならない
結局、持ってるかどうかが入口なんだよな。


🌱 向いてる人

  • コツコツ型で地味作業も嫌いじゃない
  • 技術・安全・設備にちょっと興味ある
  • 「自分の手で社会を支える」って響きに弱い

🚀 まとめと次回(Lesson2)予告

消防設備士は「派手さゼロ・信頼度MAX」の国家資格。
合格率は3〜4割。
法令を固めて、過去問を回せば必ず届く。

次回のLesson2では、**「甲種と乙種の本当の違い」**をぶっちゃけ解説。
免除・年齢・実務──どれが現実的に得かをリアルに話す。


🐾 オレより一言

まじめに勉強してる奴ほど、資格で報われる。
でも、やさぐれてる奴のほうが長く続くんだよな。

-消防設備士